ロボットタクシーよりもこのAIトレンドに投資すべき理由

2024/10/30配信

 先日、テスラのCEOイーロン・マスク氏は待望のロボタクシー「サイバーキャブ」をお披露目しました。


発表によると、ロボタクシーの生産は2026年に開始されるようですが、ロボタクシーや自動運転市場とは別に、イーロン・マスク氏がこの1~2年で注目しているAIトレンドがあります。


2030年にはロボタクシーも含めた自動運転市場の2.7倍の市場規模に成長すると予測される市場です。

"Elon Musk at the 2015 Tesla Motors Annual Meeting" by jurvetson is licensed under CC BY 2.0.

 イーロン・マスク氏はテスラでの自動運転車の開発以外にも、Open AIの創業に関わっていたり、昨年にはxAIというAIスタートアップを立ち上げるなど、AI開発にも力を入れていることで知られています。


そんな彼が「2023年のAI開発はチップの制約を受けていたが、今後1~2年でAIに制約をかけるのはこのトレンドである」と発言するほどのAIトレンドには、その成長を予見する調査結果があります。


アメリカの大手銀行ウェルズ・ファーゴの調査によると、2023年から2030年にかけてAIによってこのトレンドの需要は217倍に増加すると予測されているんです。


これがウェルズ・ファーゴが公開している資料を元に作成された、このAIトレンドの需要予測に関するグラフなのですが

引用元:https://www.marketwatch.com/story/ai-could-demand-a-shocking-amount-of-electricity-check-out-this-chart-e91e306d

 この予測に従うなら、2024年の今、このトレンドに投資した資産は6年後の2030年にはどれほどの大きさに膨らんでいるでしょうか。


イーロン・マスクの発言にもあるように、これまでのAI革命の主役は半導体でしたが、今後の主役はこのトレンドになるかもしれません。


なぜなら、Precedende Research社が実施した別の調査によると、2030年、半導体市場の市場規模予測は9290億ドル、ロボタクシーに代表される自動運転市場は1.2兆ドルなのに対して、このAIトレンドのターゲット市場は3.3兆ドルと、半導体や自動運転の3倍近い巨大市場になるとも予測されているからです。


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